階段のまんなか

東南アジアに渡った年ついに自分の心と向き合わざるを得なくなった。心理カウンセリング、ヒーリング、レイキ、瞑想など。最近は思いつくままいろいろと。

デッサンを習う

お読み頂いてありがとうございます。嬉しいです 

 

f:id:mokomarutan:20151113003607j:plain も、もうすぐ離れると思うと、来たばかりの頃何気なく撮ったものでも、いろいろとなつかしい。

そういえば、市内の絵画教室に通ってたときもありました。

 

絵が好きだったのに、成人する頃にはピタリと描くことをやめた。

それが、こちらにきてから、封じ込めてきたいろいろな感情と一緒に、描きたかった気持ちがどんどん引っ張り出されてきた感じでした。

 

絵が好きなのに、絵全般から遠ざかって見ないようにしていたのは、自分で気づいてないから、仕事も当然のように事務職を選んで、それが自分の適職だとすら思ってました。

 

でも、羨ましかったんですね本当は。

絵描きさんでも、イラストレーターでも、なんでも描くことをあたりまえのように人生の真ん中に持っていられる人を見るたびに、なにかもやもや嫌な気分になる。目をそらして興味がない「フリ」(笑)

 

「本当は好きだったんだ」と言う小さい声が、描いてみよう、になって

久しぶりのお絵かき。超ヘタです。

もう小学生でももっとうまいというかんじ。

なにしろ、30年さわってもなく、描くことを考えることもなかったです。

 

高校のとき、20分くらいで描いたイラストが卒業文集の表紙(2ページ目だったですね)になったのです。それを、20年以上たったときに親に指摘されるまで、忘れていました。それほど、忘れようとしていた「好き」だった気持ち。

 

ヘタでもいい。描くことが、広い意味でいろんな表現に、画像や動画をいじることにつながってきて、その中で、自分にあった楽しいものがどんどん見つかってくると、水風船が萎むように軽くなった気持ちが、長い間忘れていたウキウキした気分を思い出していました。

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ここは、外国人旅行者の間でもけっこう評判で、このときも生徒は9割がた外国人でした。

一ヶ月だけだったけれど、なかなか、みっちり本格的にデッサンを教えてくれます。

 

ただ、描いているときは楽しいのだけれど、見ての通り冷房がない、開け放しのガレージみたいなところがアトリエなので、むっちゃくちゃ暑かった。

当然、描いてる途中、無意識に手で汗をぬぐったりすれば、手についてたチャコールが知らずに顔ついてて、そのまままバスに乗って帰ることになりました。

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先生が飼ってたにゃんこが、描いてるとなりの椅子で気が向くと寝っころがってくれるサービスつきでした 

 

 

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