階段のまんなか

東南アジアに渡った年ついに自分の心と向き合わざるを得なくなった。心理カウンセリング、ヒーリング、レイキ、瞑想など。最近は思いつくままいろいろと。

ちょっと真面目に私と靈氣について 2

レイキを初めて知ったのは、瞑想ができる場所をネットで探しているとき。日本を離れて一年半くらいたっていました。

 

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お寺での合同瞑想前の様子

 

カンボジア、タイ、ネパール、ラオス、ミャンマーは仏教が盛んで、外国人が瞑想に参加できるお寺がたくさんあり、英語でお説法をしてくれるお寺も少なくなくて、外国人旅行者に大人気だということを、私はこのとき初めて知ることに。


日本にいるときから、座禅に興味があったのだけれど、日本のお寺はいつもなんとなくちょっと敷居が高かった。

 

なんでだったんだろうな、なんて考えながらいろいろ調べていたところ、どうやらここではほとんどのお寺で行う瞑想はヴィパサナー瞑想と呼ばれる瞑想で、これは数日間行う瞑想期間中、いっさいの社会活動を禁止するというもの。

携帯、パソコンはもとより、読書も書き物も禁止。人と話をしてはいけないだけでなく、目を合わせることも他人とのすべてのコンタクトを禁じられます。すべての活動を自分の内側へと向き合う瞑想なのです。

 

ここで二の足を踏んだ。この頃の私にはどう考えても、誰とも話さずネットも紙のノートを書くのもダメで10日間瞑想だけするとか、初心者には途方もないことのように思えた。たぶん無理…。2、3日のお試しもあるみたいだけれどなんだか触手が動かない。

 

そう思っていたところに、検索で目に入ってきたのがレイキトレーニングという単語だった。

見つけたのが住んでいる場所から車で30分ほど南下した郊外で、年配のベルギー人女性のレイキマスターが自宅を開放して施術とレイキトレーニングを行っているらしい。

 

レイキは日本発祥って書いてある。確かにREIKIって日本語っぽい。日本語では霊気とかくのか。誰でもできる。宗教でない。英語でのトレーニング、値段も手ごろで、住んでいるところから近い。。。。それならやってみよう!と説明を読んだあとはあまり迷うことなく申し込んでみた。

 

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レイキの先生の家の敷地の入り口。小さく見える青い看板に英語でREIKIと書いてある

 

これが一月のことだったのだけれど、この前の年に、二度遠隔ヒーリングを受けたことがありました。これが初体験。

でも、対面での施術はまだ一度も経験していなかった私。

 

それなのに、なぜか、施術を経験していないにもかかわらず、レイキトレーニングを受けることに対してはほとんど迷いがなかったです。
なんだか、これを受けるのは、私にとってはあたりまえというか、当然受けるもの、みたいな感覚だった。

 

ともかく、問い合わせにはすぐにメールで返信が届き、一週間かかるトレーニングのスケジュールと期間中近くのホテルに宿泊したい場合に、候補になるいくつかのホテルの情報、それに市内からのバス経路の地図や英語の通じるタクシー番号など、いろいろ分かりやすい資料を送ってくれた。

この街は英語の資料が手に入りにくいのでこれはとても助かった。

 

そして、レイキを、日本発祥のレイキの成り立ちや当時の日本の時代背景からを、日本から離れたアジアの街の片隅でベルギー人女性から学ぶ最初の一日がスタートしました。

 

 

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