階段のまんなか

東南アジアに渡った年ついに自分の心と向き合わざるを得なくなった。心理カウンセリング、ヒーリング、レイキ、瞑想など。最近は思いつくままいろいろと。

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胃腸風邪というものに初めてかかって

暖かい国に4年もいたからか、日本で今猛烈にはやってる胃腸風邪というものにぜんぜん免疫がなかったようで、生まれて初めて病気で死ぬかも、と思うくらい患わせてもらった。 医者いわく、「今はそれしかない、っていうくらい多いよ」とか。。なんという。 …

あなたは今幸せ?

「あなたは今幸せ?」 そんなメッセージ、で仲良くしてもらっていたある女性からのフェイスブックでのメッセージだった。 英国出身なのでもちろん英語で正確には are you happy now? だったんだけど。 毎回のメールに書かれている気がするから、単に彼女のク…

昭和の家

今やっておきたいことが強く心に浮かぶ。それをやるためには、他の何もいらないと思えるほどに強く。他のことをする時間はなくてもいい、そんな風に生きている。 外からみれば、なにかを"犠牲"にしているように見えるのだろうか。少なくとも、過去の私は"犠…

本当の自分になるために 13 (完) - ひとつの夢から醒めて

とても心苦しいのですが「本当の自分になるために」はここでいったん終わりとさせていただこうと思います 9ヶ月の滞在を終えて、アパートのあるに戻った夜はそれは美しい月夜でした。 久しぶりに、寝る時間も食事の時間も制限されない自由の身になった感覚…

永遠のノマドー明日帰国します

ケアンズに着いてからは、はじめての街で滞在場所や生活やらの勝手がわからなくて、しばらく落ち着かない日が続いてました。オーストラリアのインターネット事情、ここが最初は一番堪えたかな。 フリーwifiがほとんど見つからないか、使い物にならないくらい…

本当の自分になるために 12 - 50人の共同生活

レイキから始まった 日本の霊気に対する敬意に溢れ、市から表彰を受けるほど長く独自のレイキ活動を続けてきたベルギー人女性のトレーニングは楽しかった。けれど、なにより、長い間ひとりだった私には、久しぶりだった土地に根付いた人との繋がりが正直この…

本当の自分になるために 11 - やりたいこと

自分へプレゼント 人にして欲しいことがあったら、それを自分で自分にしてあげる、という言葉も、案外、自分への大きな"許し"だ。再び、2013年の12月の誕生日、私は大きな象の背に象使いの服を着て、裸乗りでまたがっていた。 本物の象の背に乗る、なんて、…

本当の自分になるために 10 - 人生脚本を繰り返す(後)

人生脚本を繰り返す 【人生脚本】 交流分析では、人は、とても幼い頃に、世界と自分の立場を理解しようとして、自分に対する人生の脚本を書く。(略)大人になっても気づかないものである。(wiki) 薄暗い室内 幻想を誘うライトに鋭いギターの音が響くもう何…

少しは旅日記的なものでも

ケアンズの紫外線をなめちゃいけませんでした。 1月12日早朝にオーストラリアのケアンズ空港に降り立ってから、歩けば日傘、休めばずーっと濃い日陰にいたのに、たった2日間、海辺の公園の日陰でダラダラしてただけなのに、ありえませんありえません。。これ…

本当の自分になるために 9 - 人生脚本を繰り返す(前)

生きてみたい あるがままの自分の人生を生きてみたかった。共依存でない人とのつながり、とはどんなものなのか、味わって生きてみたかった。 共依存の人間関係に心が占められている間は、他の人が入り込むスペースがない、と、そう言われてみれば当然だとも…

持たない2016年の始動

にさよならをしてきました 2016年1月7日、にさよならをしてきました。 一月のはじめにを出ると決めたのは、去年、日本に帰ろうと思ったときからなのだけれど、今までの教訓から、今回は予定を誰にも知らせませんでした。 ブログ的に、まだ大海原の孤島状態な…

徒然に ー 2015年とクリスマス・プレゼント

2015年はブレインストーミング? なにかを決めて、「うん、これはいい考え」と思っていたら、数週間から一ヵ月後くらいには、その考えがぜんぜん違う、と感じてた、みたいなことが今年ずっと続いてました。とくに、4月に山の中にあるお寺でヴィパサナ-瞑想を…

ヴィパサナーの祈り

ある日の夜の瞑想で、その指導役である僧がいった。 「気持ちの衣を脱ぐのだ」 はっとした。こわいのだ。 考えるのでなく、感じるのだ、と言っていた。この2年間、同じ言葉をもう何度自分に言い聞かせてきたことだろう。 静かな森の中にたたずむこの異国の…

本当の自分になるために 8 - すべてが共依存

苦労した母の子供時代は、空襲や飢えで死と隣り合わせだった。結婚するまでは長女として家計を支え、結婚後は共働きで3人の子供を育てた母。「お前たちは自分に比べ、はるかに恵まれている」「私が働くのは子供たちのため」が口癖だった。 私(たち)のため…

本当の自分になるために 7 - 怒れる心への扉

全てを受けてとめて、肯定してくれるカウンセリングというのを聞いたことがあるかもしれない。 ほとんどのカウンセラーのブログでも、また私が受けたセッションも、基本的にこちらの話はカウンセラーは否定しない。けれど、3人目のカウンセラーは私の話のす…

本当の自分になるために 6 - 動き出した体(後)

人の心(脳)はとても不思議と思う。やらなければ、と思うと出来ない。でも、やってもいいとか辞めてもいいと思うと、またはそう言われると、急になんだか動ける気がしてくる。自分だけを楽しませるための旅行をしていい、そう思えたら、急に軽くなった体。…

本当の自分になるために 5 - 動き出した体(前)

ルアンプラバンのホテルから見えた景色 ある相談室との出会い この頃は、最初のカウンセリングをしたときから、3ヶ月くらい経っていた頃だったけれど、相変わらず、昼に夜にやってくる極度の孤独感と絶望感は、まったく消えることがなくて、その孤独感にとう…

ところで引越ししてました

引越ししました。 予定外だったけれど、一週間前に出ると伝えておいたら、無事一か月分前払いしていたデポジットも返金されて退去、新しい長期滞在可能なホテルに移動が完了しました。 引越し。何回やっても、もう二度とやらないと思うもの(by 私の辞書とほ…

本当の自分になるために 4 - ダブルバインド

カウンセラーの「期待」を裏切ってはいけない 日本人は、西洋人と比べて、自分を責める傾向が強いという。 私の話をじっくり聞いてくれて「自分を責めないように」というカウンセラーの存在は力強い支えになった。 そんな助言とともに、じっくり話を聴いてく…

本当の自分になるために 3 - 自己開示できない

自己開示できない 私にはこの頃、誰にも相談できないある問題を抱えていた。 この不安定な精神状態は、少しずつ気づかないうちに長い年月の中で、自分の中で蓄積されていったもの、と今では分かるものの、大きなきっかけ、トリガーとなったのはこの頃の「あ…

本当の自分になるために 2 - はじめた心との格闘と小さな命の仲間

命の仲間 7Fの部屋のベランダから、毎朝、鳥の声を聞きながら朝日を見つめていたのもこの頃だった。 寒くて静かな朝だったことをよく覚えている。 そして、寂しくてしかたがない。 もうすでにこの世を去った両親。 誰もいない部屋。 近所に知り合いすらい…

本当の自分になるために 1 - 気持ちを認める

2013年の6月、私は、パソコンもスマートフォンも持たず、たくさんの本とノートと、ビデオカメラだけを持って、ラオスの世界遺産都市ルアンプラバンに旅立っていた。 この半年前の12月。 49才の誕生日を私は一人のアパートの部屋で迎えたところだった。 その…

本当の自分になるために 目次

目次 1 気持ちを認める 2 はじめた心との格闘と小さな命の仲間 3 自己開示できない 4 ダブルバインド 5 動き出した体(前) 6 動き出した体(後) 7 怒れる心への扉 8 すべてが共依存 9 人生脚本を繰り返す(前) 10 人生脚本を繰り返す(後) 11 やりたいこ…

デッサンを習う

お読み頂いてありがとうございます。嬉しいです も、もうすぐ離れると思うと、来たばかりの頃何気なく撮ったものでも、いろいろとなつかしい。 そういえば、市内の絵画教室に通ってたときもありました。 絵が好きだったのに、成人する頃にはピタリと描くこと…

3年前の写真で手がとまって

パソコンのドキュメントをハードドライブに保存していて、3年前の写真で手がとまった。 とても混乱していたからか、3年前から2年前にかけての一年間くらい、ときどき抜け落ちたように、よく考えないと思い出せないときがある。 この写真は、ちょうどその…

「気」をあつかうエネルギーワークとヴィパサナー瞑想の相性

いま、もし日本に帰ることがあったら、太極拳ぜひやってみたいと思ったりしてます。(すっかり帰る満々ですね♪) ゆっくりした動きと型を動作するとき、一緒に手の平のなかで「気」をあつかう、というのを にきて初体験しました。あたりを満ちる気の流れ、フ…

オランダ行きとイメージトレーニングと体の声 2

やりたくないことをやらないでいられる場所 この3年間は、私にとって、たぶん人生で一番大きな変化につながる3年間となったのだけれど、3年前、日本を離れる頃は、個人的に苦しいことが重なって混乱してました。 いろいろあって気持ちがいっぱいいっぱい…

オランダ行きとイメージトレーニングと体の声 1

オランダ行き断念しました。 あれほど行きたかったのだけれど、やめると決めたら、やっぱりほっとしました。 つい一ヶ月前までは本気で行くつもりでした。 だから荷物整理のモチベーションもあがって、こちらで知り合った人たちにも伝え、さくさく準備も進み…

捨てるつもりだったときめきのキーボード

ノートパソコンにキーボードをつけました。 いま住んでいる部屋は必要最低限の家具しかない部屋で、机と椅子(現地産なので質はとても良い)の座り心地は、作業用としてはお世辞にも良いといえないです。 それで、ベットの隣に置かれているスーツケース・テ…

夏の雨の思い出

2014年、東南アジアのどかな田舎の片隅の総勢50人ほどの小さな生活共同施設で9ヶ月間過ごしました。 はじめて訪れた日は、ちょうど雨季に入ったばかりで、いつもはのんびりと静かな村が雨季を祝うお祭りでにぎわっている日だったんですね。 この日以来い…

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