階段のまんなか

東南アジアに渡った年ついに自分の心と向き合わざるを得なくなった。心理カウンセリング、ヒーリング、レイキ、瞑想など。最近は思いつくままいろいろと。

徒然に ー 2015年とクリスマス・プレゼント

2015年はブレインストーミング?

なにかを決めて、「うん、これはいい考え」と思っていたら、数週間から一ヵ月後くらいには、その考えがぜんぜん違う、と感じてた、みたいなことが今年ずっと続いてました。とくに、4月に山の中にあるお寺でヴィパサナ-瞑想をして、そして日本帰国からまたf:id:mokomarutan:20151113003607j:plainに帰ってきた頃から、とくに。

 

オランダ行きに意気揚々としていた9月から一ヵ月を越える頃、どうしても違う、と感じてキャンセルしたのもそのひとつだったのだけど、そのほかにも小さいことはたくさんあって。ブレインストームっていうのが一番しっくりくるのかな。

一年間、まるでずっと一人でブレインストーミングしてたみたいな、そんな感じでした。

 

頭はむしろすっきりしていて、「これやりたい」そして「やりたいからやろう!」と思える気持ちが、なにより嬉しい。「常識といわれるような言葉」でいろいろ我慢していた頃は、なんて自分で自分の自由を縛っていたんだろう、と、そんな時はつくづく思う瞬間ではあるのだけれど。

 

新しいアイデア的なこの気持ち、けっこう日に日にバージョンアップしたりもする。なので、それをアイデアとしてまとめたい。なるべく観察者の目で見るように心がけながら…。でも、今の生活をすぐに変えたいとも思っている自分もそこにいるんですね。

そういうとき、この、今すぐ変えたい、という衝動は注意が必要だと思いながら。

 

「やるからにはぐずぐずしないで"やらなければ”」という声にしたがってしまうと、やりたい事だったはずなのに、「やらなければならない事」に変換する、それが、私のなじみのあるマスクのやり方でした。

衝動は自分の本当にやりたいことの外の、なにか別の力によるものだったりするんです。

 

今年は、この、ふたつの気持ちの間にはさまって、なんとも説明のしがたいストレスも同時に強く感じることに。(都合で、どうしても来年一月に入らないとf:id:mokomarutan:20151113003607j:plainを出られない理由がありました)

そんな2015年も、ようやく、なんとか乗り越えられそうです。

 

私のクリスマス

それには、もうひとつ、そんな自分にとって、思いがけないクリスマス・プレゼントになった出来事がありました。

 

5月に直伝霊気を学んだあと、しばらく落ち着いて人にレイキをする気にならなくなってました。

気持ち的にも盛り上がらなくなったのは、日本に一時帰国したときに、持って帰ったレイキ(西洋)を初めて身近の人にやってみたことも、思えばきっかけだったかも。

 

ものすごく喜ばれました。それなのに、直後に、ふと、強い迷いを感じた。レイキは私にとって、もしかしたら、「私が本当にやりたいこと」のつもりが、本当は「(喜ばれるから)やるべきこと」というマスクだったかもしれない、という気持ちがどんどん強くなってました。

 

人は、どうしても、やりたいことの前に「やるべきこと・やらざるべきこと」の固い厚い皮を身にまとって成長してしまう。それは、どうしても、言ってみれば、「教育」という洗脳のせいなんだけれど。

長い間の癖だから、いつも何かの拍子で気がつくと、いつの間にか同じ癖が出る。どうしても、同じマスクをかぶろうとする自分。そうかもしれない、と思うと、なんだか、レイキのことを考えるのも億劫になってくるほどでした。

 

それが、今年も12月にはいって、22日、もうすぐクリスマスという時の午後、本当に偶然に、去年までいたコミュニティの仲間の一人だった友達の一人と、ばったり道端で出会ったのだけれど、これが、何かのサインみたいに、すっかり忘れていたあることを思い出すきっかけになった。

 

それは、気軽なひとつのアイデアだったんだけど、クリスマス・イブに遠隔レイキの施術を無料でやってみるっていうもので、これって、自分のモチベーションも上がるし、いいな一度やってみようか、みたいなことを考えたことがあったんですね。それまで、すっかり忘れていたそのことを、この日急に思い出してました。

 

なんだか、久しぶりの人と会った勢いも手伝って、さっそく、これまでお世話になったf:id:mokomarutan:20151113005026j:plainのレイキの先生、そのアシスタント、それに別の場所に住む3人ほど同門のレイキマスターたちに、この夜、メールで持ちかけてみたところ、翌日までにみんな快く了承のメールを返送してくれました。

 

みんな、西洋レイキのマスターたちなので、こんな形で直伝霊気を紹介する、というのも良いきっかけでアリかも、と思い、そんなことなので、私からのクリスマス・プレゼントとして受け取ってもらえますか、という感じで申し入れました。

(直伝霊気と西洋レイキのやり方が違うこともあって、今までのレイキ関係の人に、少し気分的にコンタクトがとりずらくなってもいた訳です)

 

24日、春にトレーニングをして以来、久しぶりの長時間の遠隔霊気をしたこの日。これまで、あまり私自身では感じることがなかった、あの心地よい感触を、私が私自身の手によって、初めて感じていました。

 

それまで、自分で自分のレイキを感じることが、どういうものなのか、いま一つピンときてなかった。それが、この日、それは、とても大きく確かな感触でした。

癒しでした。今までにない、強い確信が、同時に心に生まれていました。

 

私に霊気ができる。

 

ここまでブログに書いてきて、えっと思うかもしれないけれど、なぜなのか、それまで、もう200人近くの人にも施術してきて、なお、 「私こそできる」とはなかなか本気で信じきれていなかった、そう思えていなかったんだ、と、このとき同時に気づいたのかもしれない。

 

もしかしたら、西洋レイキと直伝でのやり方が違ったからかもしれない。もしかしたら、今回、私は両方を組み合わせてやったからからかもしれない。

相手が、全員レイキマスターだったからかも、クリスマス・イブだったからかも、また、何も関係なかったかもしれない。

 

でも、そんな理由はともかく、何か目の前の靄がすーっと晴れたような、それでいて、いっぱいに満ちている、というか。言葉ではどうにもうまく説明できないのがもどかしいくらい。

 

贈ったつもりのクリスマス・プレゼントが私にも届いてました。

私こそ出来る、霊気とともに生きていく。

そう心から思えた喜びは、かけがえのない一生の贈り物になりました。

 

私にとっては、そんな12月、そして、今年ももうすぐ終わりですね。どうかみなさんも良いお年をお迎えください。

また、来年もどうぞよろしくお願いします!

 

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