階段のまんなか

東南アジアに渡った年ついに自分の心と向き合わざるを得なくなった。心理カウンセリング、ヒーリング、レイキ、瞑想など。最近は思いつくままいろいろと。

ところで引越ししてました

引越ししました。

予定外だったけれど、一週間前に出ると伝えておいたら、無事一か月分前払いしていたデポジットも返金されて退去、新しい長期滞在可能なホテルに移動が完了しました。

引越し。
何回やっても、もう二度とやらないと思うもの(by 私の辞書とほほ)

 

f:id:mokomarutan:20151113003607j:plain、とくにf:id:mokomarutan:20151113005026j:plainでは引っ越し業者は外国人向けしかない=値段が法外なんで、最初から観念して自分で梱包し、街を徘徊している無人の赤い乗り合いタクシーをつかまえて、大きな荷物だけ運んでもらい、歩いていける距離なので、細かい荷物は自分でせっせと数回往復で運びました。

日本の赤帽とか家まで引き取りにきてくれる格安トランクルームサービスとか、心からなつかしくなる瞬間なのであります。

 

f:id:mokomarutan:20151113003607j:plain人のだんな様や奥様がいらっしゃる日本人や外国人の永住組の方にとっては、人件費が安いf:id:mokomarutan:20151113003607j:plainの人たちや出稼ぎ組(ミャンマー・ラオス人)を雇って、王道邪道を問わずの人海戦術を(配偶者の方の采配で)駆使できるらしいし、そうなってくると、この街は住み安い場所のようです。

でも、言葉ができない外国人&一人暮らし&ヒッキーな私には、骨休めには良い場所だったけれど、永住となると、ちとハードルが高かったです。

 

それでも、早朝の自分自身とがっぷり向かい合ったベランダでのひとときを過ごしたアパートを去るときは、さすがに胸がじんとなります。

一人だった記憶しかない場所だったけれど、私にとってここもやっぱり、特別な場所になりました。

出たり入ったりの3年間、お世話になった従業員とはすっかり顔なじみ。いつも顔あわせてもそっけなかったのに、なぜか今回は最後、写真撮らせてください、またお会いしましょう、と別れを惜しんでくれたりして、さらにしんみりしてしまった。

 

今回は、断遮離で捨てなかった厳選したときめきモノを思い切って船便で日本に送る支度もしたので、残す物、送る物、残っていた捨てる物、の同時処理はかなり消耗しました。部屋一杯にモノが広がったときには、もう部屋に居るだけでその発散するエネルギーに朝から晩まで消耗してヘロヘロに。

マジに今回は終わる気がしなかったです。

 

でも、なんと、終わってみれば、捨て、送り、引越し、が、当初の予定を若干はやまるくらいのスピードで完了してました。

いつもだったら、ひとつの作業ごとに手がとまって、たいがい処理が進すまない上に疲労度が倍増していたのに。

私、少しだけバージョンアプしたのかな、、なーんて3年前を考えてちょっと自分が誇らしかったり。

 

新しい部屋に移ったのは、この街も残すところあと少しになって、場所を動いてみたい気持ちがあったのと、これから観光のハイシーズンということで、前のアパートも旅行客でずいぶん混雑してきて、壁が薄い物件なのでちょっと物音が気になりだしたりして、思い切って部屋を変えたんですね。最後なので家賃もほんのちょびっと高めのところに。


それで今のところは一階に広いレストランが朝7時から夜7時まで営業しているので、食事もすごく便利になって、これ予想外にすごく嬉しいです。 

 

2年前くらいに7Fの部屋から撮った景色

f:id:mokomarutan:20151125210132j:plain

 

 

© 階段のまんなか