捨てるつもりだったときめきのキーボード
ノートパソコンにキーボードをつけました。
いま住んでいる部屋は必要最低限の家具しかない部屋で、机と椅子(現地産なので質はとても良い)の座り心地は、作業用としてはお世辞にも良いといえないです。
それで、ベットの隣に置かれているスーツケース・テーブルにノートパソコンとマウスを置いて、床に座ってベットに寄りかかりながら使ってます。
当然といえば当然で、座卓じゃないので、スーツケース・テーブルの台が高い。
長時間、両手を使って書いてるとキツいです
ネットしたり、画像やビデオ編集はマウス操作(片手)が多いのでそれほどでもないんだけれど。
じつは、このキーボード買ったのはなんともう7年以上も前 😅
家で仕事をしていたときの名残りで、他のデスクトップとか仕事で使っていたパーツはぜんぶ処分したけれど、これだけはわざわざ海外まで持って来ていました。
なんでかっていうと、
予備用に持っていたもので
新品でぜんぜん使ってなくて
買ったときのビニール入りのまま(爆)
それと、タイピングしやすさがすごく気に入って買っていて、デスクトップを使うようになったら、使うのは絶対コレと心に決めてたんですね。。
こんまりさんによるとそのいつかは永遠に来ないらしく、事実私にも7年来ませんでした(汗)
デスクトップにいたっては、リアルに永遠に来なそうなんですが(汗汗)
このキーボード、ついこの間の「こんまり流捨てる」の時、処分する物に振りわけていました。
すぐに捨てなかったのは、単純にあまりに捨てるものが多すぎて、粗大ゴミ処理とかのないこの国なので、アパートのゴミ置き場に大量に私の私物を捨てるのは現実的にちょっとマズいと、何日かに分けて捨てようと思ってて、まだ残っている荷物の中に残っていたからです。
不思議なもので、「捨てる」の振り分けをしたときは、私の気持ちは、日本を離れて以来続いていた旅モードだったんですね。
今年の1月までは、今いるところよりもっと北部の土地で9ヶ月間の共同生活をしていたし、今年は一度日本にも帰ってます。
ようするに、いつも「仮の宿」という感覚がこの数年間強くて、荷物整理をしたのは、そんなほっと一息ついたばかりの頃。
それが、ある意味これまでのせわしなかった生活が一段落して、それと同時に本格的にブログをやりはじめました。
去年までの共同生活が終わってみたら、今後の生活について「私自身がどうありたいか」を含めて、少しずつ歩いて行きたい方向が、やっと形になりはじめたのもこの頃から。
こんまりさん流では、持っていてときめくか、ときめかないか、がモノを選ぶすべての基本なのだけれど、ほんの2ヶ月前の旅モードのときには余分な荷物にしか見えなかった、捨てる予定だった新品のキーボードを今見てみます。
すると、まるで
隠された宝物を見つけたかのように燦然と輝いて見えるじゃないですか ✨
そんなわけで、ときめくキーボードを見直したあとは、さっさとノートパソコンに繋げ、写真のように膝の上で今このブログを書いてます。
もう快適そのものなんですコレが。
もともと、特に打ちやすさを気に入って持っていたから、ノートのキーよりさらに打ちやすい。タイプスピードがむっちゃ速い。そして疲れない(重要)
こんまりさんも言っているように、捨ててしまっていたとしたら、それはそれでたぶんどうとでもなったんだろうな、と思います。
でも、今、手元に残っていて、これを7年越しにようやく日の目を見せてあげて、快適に使うようになったっていうのも、なんだか本当に不思議なめぐりあわせというか、なんというか。
とここまで書いて、ともあれ「コレ残っててよかった♪」と素直に喜んでおけばいいね、とブログを書き終えようと思ったところで、気がついたんですが、
これって、不要なモノがなくなって、やっと今まで見えなかった(隠されていた)モノが見えるようになった、本当に必要なモノが見えるようになったってことなのかな??
そう思ったら、なんだか難解なゲームのレベルアップしたみたいな、ものすごい達成感が湧いてきました。